
新年、あけましておめでとうございます!
Mayoです!
皆さんは新年をどうお過ごしでしたか?
私は、大人数の友達とアデレードで有名なグレネルグビーチへ行き、花火をみてカウントダウンをして年を越しました。お祭り気分でカウントダウンは誰より飛び跳ねて、叫んで、楽しんでいたものの(笑)家に帰って一人になった時に、新年の実感がさっぱりありませんでした。
やっぱりお正月は、炬燵でTVを見ながら、おせちとお雑煮をゆっくり食べるのが1番です。初日の出も友達に山に連れて行ってもらって見ようと試みましたが、早朝は少し悪天候で山頂は霧が出ていたので諦めました。
が、そうはいっても日本でない国で、こうしてNew year を迎えるのは初めてでもあったので、結局は楽しくて仕方ありませんでした。。(笑)ちなみにクリスマスイブもクリスマスも、昼間は友達と真夏のビーチへ行ってくつろいでいました!
もちろん朝起きて枕の横を見たとき、プレゼントの代わりに自分のよだれしかなかったなんてことはもう全く気にしていませんよ。😊
さて、また前置きが長くなってしまいました。そんな年末年始はいつもはある学校がお休みなので、オーストラリア国内を小旅行してきました!今回は、それをテーマに話を進めていきたいと思います。
行先は、オーストラリアのど真ん中!!!!地球のおへそとも言われています。
Ayers rock、またの名をUluruといいますが、この年末年始のホリデーが私にとってオーストラリアでの初めてのホリデーであり、せっかくだから少しオーストラリアを知るために遠出してみようと思っていたところ、友達からの誘いがちょうどあって、私を含めて女2人と男2人の4人の日本人のソウルメイト達とここへ行くことに決めました!
運良くそのうちの1人が車を持っていたので、ロングドライブでウルルに向かうことになりました。
というのも、やろうと思えばどこからでも、誰でも、飛行機を乗り継げばウルルまでは行けますが、この4人の意見が合致した意見の一つに”普通に行くんじゃつまんない”という若さならではの意見がありました。(笑)これがのちにsurvivalを引き起こす引き金となりますが(笑)
1日目
行く前にガソリンスタンドや、経路、ある程度の時間を決めて、キャンプグッズ、ハエ除けの顔を覆う網などを揃えて、いざ出陣です!!私以外の3人は個性が強く、せっかくなのでざっくりと簡単に説明させていただきますと、昆虫博士Aくん、変人Bくん、しっかり者Cちゃんの3人です。(笑)
昼間は音楽をかけて歌いながら(ほぼほぼ私とBくんのカラオケ)、オーストラリアの大自然に車を走らせていましたが、それだけで胸に幸せがいっぱいでした。美味しい空気いっぱいで、見渡す限りが自然で、思わず窓を開けて、あーーーーー!と叫びたくなるような、そんな景色が広がっていました。
途中、車を降りて写真を撮ったり、じっくりとまわりを眺めたりもしました!それでも車が1、2台しか通らないくらい人通りが少ないです。
ここまでは、私が想像していたよりもはるかに順調でした。
日が落ちる頃に、予定よりも時間が押しており今後どうするかという話になりました。
実はウルルまでにはいくつか道なりに点々と小さな街があったのですが、それらの街を出て次の街まで行くとすると、少なくとも2時間以上走らなければ着きません。なにせ自然大国のオーストラリアなので、日が沈んでしまえば街から10分も走らないうちに、明かりが全くなくなってしまいます。車のライトで照らしても道が見えずらいです。
そんな中、話し合いでは、暗くても大丈夫っしょ!!と根拠のない自信を持った、私を含めた3人のイケイケゴーゴーな意見が優勢となり、その日中にその日の遅れを取り戻すことになります。今となっては、あの時にCちゃんの唯一の冷静な意見を聞いて、そこでその日はやめていたら、、、、とも思うのですが、結局この決断が私たちの旅にスパイスとなってくれます!(と今は思っています)
夜の暗い道をカンガルーが飛び出てくるのを危惧しながら走り続けました。4人で左サイド右サイド、誰がどこを見るかを役割分担までして注意していました(笑)
2時間くらい押して夜の11時くらいにやっとその日予定していた街に着きましたが、その頃には雨がだいぶ降っており明かりもないために、予定であったテントがはれず、さらに街の宿泊施設も既に空いていませんでした。
ここでやっと”ただでさえ狭い車での4人の車中泊”という選択肢が出てきました。これがまた皆さんが想像する以上に狭いんですね。足元は荷物でいっぱいで、足すらまともに下ろせないし、後部座席の真ん中にはクーラーボックスが置いてあるので本当に座ってることだけで精一杯でした☺︎
1日中運転していた男子2人から、もう身体がクタクタだったのにも関わらず、ここの街に雨の中で車中泊するくらいなら夜通し走って外が明るくなってから休もうという意見が出たので、結局まだまだ走ることになりました(笑)
実際私の印象では、その街は本当に夜に滞在したくないくらい雨が降っていて明かりが全然なくて過疎化しており怖い印象を覚えました。それと同時に、運転手2人の体力も確実にほぼ残っていないようにも見えましたので、その決断をした2人のストイックさには感謝です(笑)
そして車を走らせてすぐ雨が弱まったのもつかの間で、ひどいスコールになりました。
その間の運転は10m先すら見えなかったらしいです(私はそんな皆が頑張っている中で、最強に狭いスペースにも関わらず呑気に寝落ちしていました)。
運転手だったAくん曰く、今まで味わったことがないくらい怖い経験だったと言っていました。(そんな中で呑気に寝落ちしててごめんね)
夢の中で、必死にAくんの眠気を冷まそうと、Cちゃんが必死にはなしかけているのが聞こえました。(そんな中で本当に無責任でごめんね)
そして私が次に目を覚ます頃には、夜中の2時をまわっていて、雨は変わらずひどかったですが、広めのガソリンスタンドに着いていました。色んな意味で運転してくれていた男子2人の限界もあり、そこの駐車スペースで車中泊になりました。
これがまた夏のおかげで車内は狭い上に蒸し蒸しして暑いし、1時間ごとぐらいに体が痛くて起きました。(暑すぎて大雨の中、ドアを開けて寝ました)
そして、ご察しの通りお風呂も入れませんでしたので、こういう時に人は”最悪”、いや、”最高”という言葉を使うのでしょう!
2日目
翌朝9時半頃に目が覚めたら案の定、4人とも体がバッキバキで、ガソリンスタンドの水が流れない(これに関しては笑えない)トイレで、歯磨きと着替えだけ各自済ませて、ものすごいテンションでウルルまでのラストスパートです。
その日の天気は良好で、目の前に広がるのは変わらず大自然のみ。野生の牛、馬、カンガルーや羊なども沢山目にしました。
夕方やっと目的地のウルルの近くの、ユララのキャンプ場について、残ったほんのわずかな体力で、テントを立てて(4人とも初めてのテント組み立てで案の定ヨロヨロ)、お肉とソーセージとチキンを焼いて食べて、翌朝の計画をたてることにしました。
ここで、唯一のしっかり者のCちゃんの体調不良が発覚しました。おそらく熱がありました。
さすがにあれだけ頑張ったら体調崩すわな…と納得出来るくらい初日から攻めていたので(笑)、Cちゃんは車で1人でゆっくり寝てもらい、残りの3人でテントで寝ました。ちなみに、キャンプ場のシャワーに電気がなくて何も見えず、この日もシャワーはお預けでした。これもいい経験です(え?)
昆虫博士Aくんに関しては、夜の大自然のキャンプ場には珍しい虫が沢山いるらしく、遅くまで散策していましたが、どこからその気力が湧いてくるのか不思議なくらい私はすぐに眠りました。それでも時間は夜中の1時近くでした。
3日目
次の日に目的地のウルルへ向かうのですが、、、未だに謎なのは早朝4時半頃に起きて朝日ウルルを見に行ったんですね。
疲れている中で睡眠時間が4時間もないのにも関わらず、Cちゃんが体調を少し回復させたのも謎ですが、まず私たちがどうしてそこまで自分たちを追い込むのかは、私にもわかりません。
運転手のBくんは、この時の運転中一言も発しませんでした。なぜなら他の私を含めた3人が無責任なことに寝ていたからです。(ごめんねBくん)
結局ウルルでは何枚も写真を撮影しました!どの写真をみても、昆虫博士以外の3人の顔はむくんでいますが、ただ、とても楽しそうなのには変わりありません。
当のウルルはというと、、、
絶景でした。
写真では何度も見たことがありますが、肉眼で見る朝日に照らされたウルルは2日間追い込んだ私達にとってはこの上なく最高の景色でした。
そこからキャンプ場に帰ってやっとやっとやっとやっとシャワーを浴びれて、ほんの少しリフレッシュして帰路に入りました。
4日目(最終日)
帰り道も途中途中で車をとめて写真を撮ったりして、最後の最後に体力の限界ということで、4人で一部屋の格安宿?に泊まりました!最後の晩餐は話が盛り上がってしまい、疲れていてもやっぱり、なんだかんだで寝たのは夜中の1時頃。
そしてやっぱりやっぱり最後まで私たちは追い込み続けて、翌朝も4時半ごろに起きて大自然の中を朝焼けドライブしに行くんですね。
Bくん曰く、これを最初に提案した昆虫博士Aくんが朝起きた時に”やっぱりやめよう”と言うのを最後まで期待していたそうです。もちろんAくんは言わなかったので、Bくんは運転することになるのですが、、、(笑)
本当によく頑張った!!!(笑)
その一言に尽きます。(笑)
朝焼けの中、車をとめて、大自然の中で食べるガーリックトーストと前の晩に焼いただけのハムは最高でした!!!!(笑)
そして無事帰宅して、毎日シャワーを浴びれること、ベットで横たわって寝れること、全てに幸せを感じる年末年始になりました。
合計3000km以上を4日間で運転したAくんBくん、それをしっかり支えてくれたCちゃんには感謝しかありません。(笑)
3000kmは具体的に例えると、北海道から沖縄まで横断するぐらいの距離になります。
うーーん、通りでサバイバルだった!!
ほとんどの時間を車で過ごしましたが、3人とくだらないことから少し真面目な話まで色んな話をすることが出来たし、何より中々出来ないほどのクレイジーな旅だったと思うので、(もう一度やりたいとは思わないけど)総じて最高の4日間でした!!!楽しすぎた!一生の思い出になるに違いない!!!!!
この小旅行を通して、オーストラリアの人が手をつけてない純粋な自然の多さを実際に目にし、かつ初めての経験を沢山することが出来て、オーストラリアの魅力って果てしないなあ、、、まだまだ留学生活奥が深いなあ、、、と身に染みて感じることができました!
そして年も明けたのですぐに学校も始まり、もとの生活に戻るので、また気を引き締め自分で決めた今年の抱負に向かって、突き進んでいきます。
最後になりましたが、アデレードでの生活をブログを通して、まだまだ拙い文章ではありますが、発信していきたいと思いますので、どうぞ今年も宜しくお願い致します。